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2018/08/23 コラム

いよいよ警告が表示となった非SSL化サイト。SSL化は本当に必要??メリットは?

2018年7月、一部のブラウザにてSSL未対応のサイトを表示した際、
警告が表示されるようになりました。

ssl01

対象となっているブラウザはGoogleの開発したchrome。
Googleはかねてより、「セキュリティは再優先事項」として、
2010年から段階的に取り組みを行ってきています。

そもそもSSLとは?

SSLが重要!SSL化されていないと警告が出る、というのはご存知の方が多いかと思いますが、
そもそもSSLってなんなのでしょうか?

 

SSLとは、WEBサイトを閲覧、使用することによるやり取りを暗号化するための仕組みです。

例えば、通販サイトで欲しいものを探し、購入する。
この一連の流れの中には、ユーザ(閲覧者)の名前やメールアドレス、住所など個人情報含まれています。

webサイトとユーザとのやり取りを暗号化していない場合は、
それらの個人情報をそのまま送信しているため、データの盗聴や改ざんの被害に合う可能性が高まります。

webサイトとユーザとのやり取りを暗号化することにより、
それらのリスク対策を行えるのがSSLなのです。

 

SSL化するメリット

SSL化のメリットは複数ありますが、本日はその中でも大きなメリットとなる3つをご紹介します。

・・・ セキュリティの強化 ・・・

一番のメリットは、セキュリティが高まることです。
問い合わせをした直後から、スパムメールが増えた、などの事象を防ぐ事ができます。

・・・ なりすましサイトでないことの証明 ・・・

SSLは、第三者機関のSSL認証局からの証明書が発行され取得することができます。
そのため、サイト全体のSSL化をするということは、第三者機関からの証明がされている=なりすましさいとでないことを証明できます。

・・・ 検索結果への影響 ・・・

データとしてはまだ蓄積はないものの、2014年の時点でGoogleから「Https化したサイトを優遇する」と明言していますので、今後大きく影響が出る可能性は高いと考えられます。

 

SSL化に対応していないサイトは今後どうなる?

現在はアドレスバーに
ssl01

と表示が出ている非SSL化サイトですが、
2018年10月からは、非SSL化のサイトになにか情報を入力した時、
アドレスバーの警告部分が赤文字となり、一層非SSLであることが強調される予定です。

 

SSL化をする際に気を付けること

昨今は使用するサーバによっては無料のSSLも使用できるようになっています。
無料のものでもサイトのSSL化はされますが、
中にはChromeにSSL化したと認められないSSLもあるので、注意が必要です。

また、SSL化した後も
「http」から「https」への適切なリダイレクトの処理や、
Google Analyticsやサーチコンソールの調整を行う必要がありますのでご注意ください。

特にリダイレクトについては、最後のこの一手間を忘れてしまうと、
SSL化したのに順位が下落!なんてことも起こる可能性があるので要注意ですよ!

 

まとめ

SSLについていかがでしたでしょうか?

引き続きこうした最新情報を随時提供してまいりますので、
ぜひチェックをお願いいたします\(^^)√

 

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