【保存版】Indeed運用方法のコツ!成果を出すためのポイントと改善策

Indeedは多くの企業が利用する人気の求人サイトですが、効果的に運用するには戦略的なアプローチが必要です。

 

この記事では、Indeed運用のコツを、以下の3つの目的ごとに解説します。

  • 応募数を増やす
  • 応募の獲得単価を抑える
  • 応募を面接につなげる

成果を出すためのポイントについても紹介しているので、採用担当者の方はぜひ参考にしてください。

【この記事で分かること】

・indeedの運用で応募数を増やすコツ
・応募の獲得単価を抑えるコツ
・応募後の離脱を減らし面接につなげるポイント
・その他インディード運用で押さえておきたいポイント

Indeed運用のコツ① 応募数を増やす方法

Indeed運用で成果を出すためには、まず応募数を増やすことが重要です。応募数を増やすための主な方法は、以下の3つです。

  • 表示回数を増やす
  • クリック率を上げること
  • 応募率を上げる

それぞれの方法について詳しく解説していきます。

1.表示回数を増やす

求人情報の表示回数を増やすことは、より多くの求職者に自社の求人を知ってもらうための第一歩です。

以下では、表示回数を増やすための具体的な方法を4つ紹介します。

キーワードを追加する

求職者の検索キーワードとマッチした際に自社の求人が表示されるため、表示回数を増やすには、求人情報内のキーワードを追加するのが効果的です。自社の求める人材が、どのようなキーワードを用いて検索するのか考え、求人情報内に盛り込むようにしましょう

 

その際に、活用したいのが、アプリ版のIndeed「発見」機能です。この機能により、求職者が興味を持っているキーワードを知ることができます。

 

また、WEB版・アプリ版の両方に備わっているサジェスト機能も活用するのがおすすめです。サジェスト機能を使えば、検索時に1つのキーワードを入れると、そのキーワードと組み合わせて検索されることの多いキーワードを確認できます。

 

これらの機能を用いて、求人情報内に不自然な表現にならないようにキーワードを追加することで、表示回数を増やすことにつながります。

求人情報を最新にする

検索結果上で露出度を高めるためには、情報の鮮度も大事です。特に無料求人掲載は、検索アルゴリズムにより、新しい求人の方が見られやすくなります

 

また、Indeedで表示される求人情報には「◯日前」という表記が付き、いつ掲載されたのかがわかるようになっています。さらに、30日が経過すると「30日+」の表記になるため、最低でも30日以内の状態を保てるように情報を更新するのが望ましいでしょう。

 

有料掲載であっても、古い求人はもう募集が終わっていると考える人もいるため、できるだけ最新の状態にしておくことが重要です。

求人を細分化する

検索キーワードに対して関連する求人が掲載されるため、単純に掲載する求人を増やすことでも表示回数を増やすことができます。

 

例えば、未経験者か10年以上の経験者では、同じ職種であっても求職者に求める条件、企業が支払える給与は異なります。このような場合、それぞれのアプローチしたい求職者に合わせた求人情報を作成することで、表示回数を増やすことができます

 

ただし、重複する求人であったり、1つの職種で雇用形態ごと求人を分けたりするのはIndeedの掲載ルールに反するため注意しましょう。

予算を増やす

有料掲載の場合は、予算を増額することで、表示回数を増やすことが可能です。

 

Indeedの有料掲載は設定した予算に対して掲載が進むため、予算額を増やすことによっても露出を高められます。日予算もしくは月予算で設定できますが、日予算が少額の場合は、1日のうち表示されていない時間帯が発生していることも考えられます。

 

以前までは手動入札が可能であり、上限クリック単価の設定金額により表示回数を増やせましたが、現在は廃止となりAIを活用した自動運用になっています。そのため、上限クリック単価ではなく、予算のコントロールが重要となります。

 

ただし、多くの企業にとって、予算の増加は簡単に取れる対策とはいえないでしょう。まずは求人情報の見直しや更新から始めることを推奨します。

2.クリック率を上げる

求人情報は、ただクリック率を上げるだけではなく、自社の求める人材にクリックしてもらえるようにすることが重要です。

 

以下では、クリック率を効果的に高めるための、5つの方法を紹介します。

職種名(タイトル)を調整する

職種名(タイトル)は、求職者にとってクリックするかどうかを判断する重要項目です。分かりやすく魅力的なタイトルを設定することで、クリック率を上げることができます。

 

職種名以外に仕事のカテゴリや、どのようなお客さんが相手なのか、といった情報を加えることで、仕事内容もイメージしやすくなります。ただし、不要な情報を職種名に盛り込んでしまうと、規約違反と見なされて掲載できない場合があるため、注意してください。

 

また、スマートフォンで閲覧する場合、職種名の文字数が多すぎると、すべて表示されずに一部が隠れてしまいます。20文字以内を推奨します。

給与金額を記載する

検索結果のページ内で表示される給与金額は、多くの求職者が重視する情報です。ぜひ記載しましょう。

 

Indeedでは給与金額が任意記載となっているため、記載していないケースも見られます。しかし、記載しない場合はクリック率が下がる可能性があります。

記載の仕方として、年収記載をしている場合は時給・月給などの判断ができないため、時給や月給での表現に見直すことをおすすめします。

 

また、将来的に増えていく幅も含めて記載すると、より効果的です。例えば「23万円」という記載よりも、「23〜35万円」と記載した方が、クリック率の向上につながりやすいでしょう。

画像を登録する

求人情報に画像が設定してあると、検索結果ページで目を引きやすくなります。

 

画像は最大5枚登録できますが、1枚目がメイン画像となり、2〜5枚目がサブ画像となります。クリック率に影響する検索結果一覧に表示されるのはメイン画像のみとなるため、多くの画像を用意できない場合も、メイン画像だけは登録しておくと良いでしょう

 

求人画像として効果的なものは、扱っている商品やサービス、職場の様子や働いている人がわかるものなどが挙げられます。例えば、オフィスの雰囲気が分かる写真や、社員が働いている様子の写真などが効果的です。

 

注意点として、求人内容と関連のない画像や、過度に加工された画像は避け、実際の職場や仕事の様子を正確に伝える画像を選びましょう。

キャッチコピーを入力する

キャッチコピーは、検索結果のページ内で職種名の下に表示されるため、求職者の目に留まりやすい箇所です。任意項目ではありますが、クリック率を上げるためにはぜひ記載しましょう

 

また、職種名では制限により記載できない内容を、キャッチコピーでアピールすることもできます。例えば、「未経験者歓迎!充実した研修制度あり」や「年間休日120日以上!ワークライフバランス重視」など、求人の魅力を端的に伝えるキャッチコピーが効果的です。

 

ただし、求人と関係の薄い内容まで記載してしまうと、関係のないクリックが増えてしまうことも考えられるため注意が必要です。また、キャッチコピーはPC画面では表示されないことを覚えておきましょう。

有料掲載を利用する

求人内容を魅力的に記載すること以外に、求人情報の表示位置が上部であることもクリック率に影響します。有料掲載なら、無料求人掲載よりも検索結果の上部に表示されるため、多くの求職者の目に触れ、クリック率を高めることが可能です。

 

しかし、有料掲載にはそれだけ費用がかかります。費用を増やす判断は気軽にできるものではないため、まずは記載内容において改善できる部分から着手することがおすすめです。

3.応募率を上げる

応募率を上げるには、応募フォームにたどり着いてもらうこと、そして応募完了まで離脱することなく進んでもらうことが必要です。

 

以下では、応募率を上げるための具体的な方法を2つ紹介します。

ターゲットに沿った求人情報に見直す

クリックされた求人情報が応募につながりにくい場合、自社の求人の条件に適合する人材にリーチできていない可能性があります。

 

このような場合、ターゲットとしている人がどのようなキーワードで検索しているか、そのキーワードが求人情報に足りているのかなど見直しが必要です。

 

見直しの際には、競合他社の求人情報を分析し、業界の標準的な表現や、求職者の興味を引く効果的なアピールポイントなどを明確にしましょう。

 

また、求人募集の背景を具体的に記載し、求職者の不安を軽減することも大切です。例えば、「事業拡大に伴う増員」や「新規プロジェクト立ち上げのため」など、なぜその求人があるのかを明確に説明することで、求職者の理解と興味を深めることができます。

応募完了までの導線を見直す

応募率を高めるには、応募完了までの導線も重要です。応募完了数が少ない場合には、そもそも応募フォームにたどり着いていない、応募フォームにたどり着いたが離脱したというケースが考えられます。

 

特に、Indeedと自社のもつ採用ページを連携させている場合には、Indeed外のフォームから応募することになるため、改めて見直しが必要です。フォームの入口となる応募ボタンはわかりやすいか、応募に必要な項目数が多くないかなどを確認しましょう。

 

また、スマートフォンでの閲覧を考慮すると、入力項目が多いことと入力を諦めてしまう原因にもつながるため、最低限必要な項目のみに絞るなど、再検討する必要があります。

Indeed運用のコツ➁ 応募の獲得単価を抑える

Indeedで有料掲載をする場合、設定したキャンペーンにあわせてAIが自動的に最適なクリック単価を設定します。クリック単価を下げることが獲得単価を下げることにつながります。

 

ここでは、応募の獲得単価を抑えるための主な方法として、以下の3点を紹介します。

  • クリック数を増やす
  • キャンペーン設定を見直す
  • 月初は掲載を控える

一つずつ見ていきましょう。

クリック数を増やす

Indeedの有料掲載はAIが自動的に最適なクリック単価を調整しています。想定よりもクリック数が少ないとクリック単価が増え、想定よりもクリック数が多いとクリック単価を下げて掲載されるように自動調整されます。つまり、クリック数を増やすことで、応募の獲得単価を抑えることが可能です。

 

クリック数を上げるためには、まず重要項目の職種名をターゲットに合わせて見直すことや、検索結果一覧で評される項目を有効活用することが重要です。

 

また、競合の多い求人でクリック数を得る場合は、クリック単価が上がりやすいです。職種や勤務地で求人を分けられる際は、細分化し求人を増やすことでクリック単価を抑えるようにしましょう。

キャンペーン設定を見直す

有料掲載時のAIによる自動運用では、4つの目標から選びキャンペーン設定を行うため、設定を変更することで費用を抑えられることもあります。選べるキャンペーン設定時の目標は、バランス・応募数最大化・目標応募数・目標応募単価の4つです。

 

例えば、応募数最大化にする場合はとにかくたくさんの応募数を得るように調整されるため、職種によってはクリック単価および応募の獲得単価が高くなります。

 

一方で、目標応募単価であれば、1件あたりの応募の獲得単価を目標値として設定できるため、応募の獲得単価を抑えやすいです。

 

掲載する求人内容によっては、キャンペーン設定を見直すことで費用を抑えられることもあるため、運用するなかで調整することが重要です。

月初は掲載を控える

自動運用にすると、月初のクリック単価が高くなりやすい傾向があります。これは、多くの企業が月初に新しい予算で広告を開始するため、全体的にクリック単価が上昇するためです。

 

月初だけ掲載を控えることでクリック単価を下げることができます。例えば、月の2週目から掲載を開始するなど、相場が落ち着いたタイミングでの掲載を検討することで、より効率的な運用できるでしょう。

Indeed運用のコツ③ 応募を面接につなげる

Indeedの運用で応募を獲得できても、それを面接につなげなければ採用には結びつきません。ここでは、応募を面接につなげるためのコツとして、以下の2つを紹介します。

  • 迅速な連絡・丁寧なコミュニケーションをとる
  • オンライン面接を導入する

順番に見ていきましょう。

迅速な連絡・丁寧なコミュニケーションをとる

応募者との初期コミュニケーションは、面接につなげる上で非常に重要です。また、基本的には24時間以内に返信し、返信内容は丁寧かつ簡潔にまとめるようにしましょう

 

また、面接日程の調整は複数の日時を提案するなど、応募者の都合に配慮することも重要です。応募者からの質問があった際には、丁寧に答えることで、面接への意欲を高めることにつながります。

 

丁寧かつ迅速なコミュニケーションによって、応募者に好印象を与え、、より多くの応募者と面接する機会を得ることができます。

オンライン面接を導入する

オンライン面接の導入は、応募者の利便性を高め、面接の機会を増やすことにつながります。

 

コロナ禍で急速に普及したオンライン面接は、遠方の応募者と容易に面接ができることや、日程調整を行いやすいことなどがメリットです。

 

エン・ジャパン株式会社が実施したアンケートでは、92%がオンライン就活に「メリットを感じる」と回答しています。また株式会社インタツアーが実施した調査では、就活について「オンライン中心が良い」と答えた人が59.5%と優勢でした。

 

参照:22卒学生650名に聞く!「オンライン就活」意識調査2021

 

「オンライン面接がない」という理由だけで面接を辞退するケースは稀と思われますが、対面・オンライン面接のどちらかを選べるようにしておくなど、応募者の希望に柔軟に対応できる体制を整えることが重要です。

Indeed運用で押さえておくべきポイント

Indeed運用を成功させるためには、単に求人を掲載するだけでなく、戦略的なアプローチと適切な体制づくりが重要です。

 

ここでは、Indeed運用で押さえておくべき重要なポイントを5つ紹介します。

専任の採用担当者を配置する

専任の採用担当者を配置することで、Indeed運用を効果的に行うことができます。

 

Indeedの運用は、予算調整や求人情報の見直しに加えて、面接等も含めた社内体制の整備など、何かと手間がかかります。他の業務を持ちつつ片手間の運用で十分な成果を上げることは簡単ではありません。運用に十分なリソースを割くために、専任の担当者を配置したほうが良いでしょう

Webマーケティングに知見のある人材を確保する

Indeedの運用にはSEOや広告運用など、Webマーケティングの知識・スキルが必要です。そのため、Webマーケティングに知見のある人材が社内にいる場合は、優先的に起用することをおすすめします。

 

知識やスキルのある人材が Indeed 運用に携わることで、効果的なキーワード戦略の立案や データ分析に基づいた運用の最適化を行うことができるでしょう。

 

また、Webマーケティングの知識やスキルを習熟するには経験が必要で、全くの未経験者を配置すると成果が出るまでに時間とコストがかかります。社内にいない場合は専任者の採用なども視野に入れると良いでしょう。

ライティング技術または適性がある人材を確保する

成果が出る求人票の作成には、分かりやすく魅力的、かつ正確な情報を文章で伝える能力が必要です。ライティング能力のある人材が社内にいる場合は、求人票を作成に起用することで、自社の魅力や仕事の内容を的確に伝えたり、求職者の興味を引くことができるでしょう。

 

ライティングも、Webマーケティングと同様に習熟に時間がかかる分野です。人に伝えるための文章を書き慣れている人材を確保することが望ましいです。

継続してPDCAサイクルを回す

Indeedを運用する上で、成果を定期的に測定分析し、改善を繰り返すことが重要です。

 

「Indeed アナリティクス」という分析ツールを使うことで、詳細なデータを得ることができます。具体的には、以下のような指標があります。

  • 表示回数
  • クリック率
  • 応募率
  • 応募開始率
  • 応募完了率
  • クリック単価

これらを確認し、問題点を洗い出して、どのようなアプローチが効果的か仮説を立てながら改善していくことが大切です。

 

PDCAサイクルを継続的に行うことで、Indeed 運用の効果を最大化し、採用成果の向上につなげることができます。

運用代行も選択肢に入れる

社内にIndeed運用をするためのスキルを持つ人材がいない場合は、外部の専門家に依頼することも検討しましょう。運用代行では、専門知識を持つスタッフが、求人広告の作成・掲載から効果測定まで、一連の作業を代行してくれます

 

運用代行を検討する際には、スリーカウントがおすすめです。スリーカウントは求人広告の運用で多数の実績があり、半年間で 300 件の応募獲得、応募単価の 88%削減などの成果を上げています。

 

特にIndeedの運用代行は2015 年から取り組み始めており、豊富な経験と知識が社内に蓄積されています。最適な採用戦略の運用代行はスリーカウントにおまかせください。

Indeedの運用代行について相談する

Indeed運用に関するよくある疑問

Indeed運用を始めるときや運用中に、さまざまな疑問が生じることがあります。ここでは、Indeedの運用におけるよくある疑問と、その回答を紹介します。

無料掲載だけで効果はでる?

Indeedでは、無料掲載だけでも効果を出すことは可能です。求職者にとって分かりやすく魅力的な求人情報を作るように心がけましょう。

 

無料掲載で効果を出すためのコツは、以下の内部リンクで詳しく解説しています。

ただし、無料掲載だけで効果を出すには工夫が必要で、成果が出るまでに時間もかかりやすい傾向があります。したがって、期間や目標数が決まっている場合やできるだけ多くの応募を獲得したい場合には、有料掲載の方が適しているかもしれません。

 

目的や状況に応じて、無料掲載と有料掲載を使い分けるようにしましょう。

Indeedで有料掲載する場合の掲載料は?

Indeedで有料となるのは有料オプションの「スポンサー求人」を利用する場合のみです。クリック課金型なので決まった掲載料というものはありません。予算や目標に応じて金額を設定・調整することができます

まとめ

Indeed運用のコツを、目的別に解説しました。

 

Indeed運用は、適切な戦略と継続的な改善によって、大きな成果を上げることができます。しかしそのためには、効果的なIndeed運用には、専門知識やスキルが必要です。社内リソースだけで十分な対応が難しい場合は、運用代行を検討しましょう。

 

スリーカウントは求人広告の運用で多数の実績があります。Indeed運用方法に関して豊富な知識と経験を持ったスタッフが様々な悩みに対応します。

 

Indeedの運用方法で悩んでいる方はぜひ、スリーカウントの無料相談をご利用ください。

 

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この記事はわたしが書きました

スリーカウント株式会社 代表取締役鈴木悠資

2007年に静岡大学3年次に同じ大学のメンバーとスリーカウント株式会社を起業。
2011年より本格的にインターネット広告運用業務をスタートし、現在静岡県のトップ代理店の代表として、
自社のお客様のみならず県内の各種広告代理店様へのセミナーや、チームビルディングを積極的に行う。
インターネット広告運用全般、戦略設計に基づくWEBサイトの改善が得意。

「WEBマーケティングを活用して集客の問題を解決したい」
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など、お気軽にお問い合わせください!