求人ボックスの掲載料金は?課金の仕組みやプランについて解説

求人ボックスは、多くの企業が活用する人気の求人サイトです。無料で運用できますが、有料で掲載することで、より多くの人に自社の求人情報を届けられます。

 

有料掲載の掲載料はクリック課金型を採用しているため、実際にかかる金額は入札単価によって決まります。詳細な掲載料を知りたいなら、無料掲載との違いや有料掲載の仕組みから確認しましょう。

 

この記事では、求人ボックスの無料掲載と有料掲載の違いや料金体系について解説します。

【この記事で分かること】

・求人ボックスにおける無料掲載と有料掲載の違い

・求人ボックスで有料掲載する際にかかる料金

・求人ボックスの掲載費用を抑えるためのポイント

求人ボックス掲載の無料・有料の違い

求人ボックスは無料で運用できる求人サイトです。しかし、有料掲載を選択することで無料掲載よりも優先的に表示されやすくなり、検索結果上位への表示機会も増えます

 

無料掲載は、求人ボックス内に自ら求人ページを作る「採用ボード」と求人サイトや企業の採用サイトから自動で収集した情報を掲載する「クローリング」の2種類が存在します。

 

いずれの方法も後から有料掲載に切り替えることが可能です。企業の規模や採用ニーズに応じて、最適な掲載方法を選びましょう。

 

なお、これまで検索結果ページに表示されている有料掲載の求人には「広告」の記載があり、無料掲載との違いがわかる状態になっていましたが、2024年9月現在は「広告」の記載が表示されなくなっているため、掲載されている求人が無料掲載なのか有料掲載なのか判別できなくなっています。

求人ボックスの有料掲載時の料金体系

求人ボックスの有料掲載は、「リスティング広告」と「有料オプション」の2つに分けられます。どちらもクリック課金型となっており、求職者が求人情報をクリックした時点で初めて料金が発生する仕組みです。

 

クリック課金型のメリットは、無駄な費用を抑えられる点です。求職者が求人情報をクリックした場合にのみ課金されるため、予算が限られていても無駄な費用を減らして最大限に活用できます。

 

また、1クリックあたりの金額は入札単価によって決まるため、入札単価が高いほど自社の求人情報が上位に表示されやすくなります。そのため、1クリックあたりの入札単価は、検索結果の表示順位に影響を与える重要な要素の1つです。

 

しかし、入札単価だけで表示順位が決まるわけではありません。実際には求人情報の質や適合性など、そのほかの要因も考慮されます。上位表示をしたいからといってむやみに高額な入札をしないよう注意しましょう。

 

ここでは有料掲載を検討する前に知っておきたいリスティング広告と有料オプションについて紹介します。

リスティング広告

求人ボックスにおけるリスティング広告は、以下の2つのうちいずれかの連携方法を利用して掲載する有料広告です。

  • クローリング
    求人ボックスのクローラがインターネット上を巡回し、採用ページの情報を収集してIndeedに反映する。
  • XMLフィード
    求人情報が掲載された採用ページのHTML形式データをXML形式に変換し、Indeedに読み込ませて掲載する。

なお、リスティング広告では、運用時の入札方法として手動と自動の2つのオプションが用意されています。 手動入札を選択した場合、1クリックあたりの入札単価を25〜1,000円の間で、1円単位で調整することが可能です。

 

一方、自動入札を選択すると、設定した予算額に対して最大限のクリック数を獲得できるよう、システムが自動で入札単価を調整します。なお、上限クリック単価は設定できます。

 

予算設定では、1日単位や1ヶ月単位、指定期間での設定も可能です。予算は1日あたり100円からとなっており、月予算や指定期間であれば1,000円から設定できます。

 

また、リスティング広告の支払い方法は口座振込のみです。利用を開始する際は、連携させたいサイトURLの情報を確認するとともに利用申請を行っておくと安心です。

有料オプション

採用ボードを利用して有料掲載を行う場合は、有料オプションを活用します。有料オプションでは、リスティング広告と同様にクリック課金型の料金体系を採用しています。クリック単価の目安は25〜1,000円で、企業のニーズや予算に応じてそれぞれ設定可能です。

 

ただし、有料オプションの支払い方法はクレジットカードのみとなっているため、利用前にカード情報の事前登録が必要になります。

 

有料オプションは大きく分けて「シンプルプラン」と「アドバンスプラン」の2種類です。ここではそれぞれのプランについて紹介します。

シンプルプラン

シンプルプランでは、1日あたりの予算額のみを設定します。クリック単価は1,000円までの上限で自動入札が行われます。最低予算額は1日あたり500円からスタートでき、小規模な企業や初めて有料掲載を試す企業にも取り組みやすい設定です。

 

また、シンプルプランでは、設定した予算額や予算の消費状況に基づいて自動的に運用されます。設定した予算額に達すると広告の表示が自動停止されるため、予算を超過する心配がありません。

 

ただし、シンプルプランでは1日の予算額のみしか設定できないため、クリック単価が細かく調整できない点は留意しておきましょう。

アドバンスプラン

アドバンスプランでは、利用予算だけでなく、入札方法や入札単価も自由に設定できます。入札方法は、シンプルプランと同様の自動入札に加え、手動入札も選択可能です。

 

手動入札を選んだ場合、1クリックの入札単価を25~1,000円まで、1円単位で自由に設定できます。一方、自動入札を選択した場合は、クリック単価の上限を300円、500円、700円、1,000円のいずれかで設定します

 

また、シンプルプランでは1日の予算のみを設定できますが、アドバンスプランでは期間指定や1ヶ月単位での予算指定が可能です。

求人ボックスの掲載費用を抑えるには?

求人ボックスを効果的に活用しつつ、掲載費用を抑えるためには、「無料掲載から始めること」「キーワードごとにクリック単価を設定すること」を意識しましょう。

 

まずは無料掲載から始め、その効果を見極めてから必要に応じて有料掲載を検討するのがおすすめです。

 

また、求人ボックスの有料掲載では、特定のキーワードのみクリック単価を上げる価格調整や不要なキーワード検索に引っかからないように設定することが可能です。これにより、不要なクリックによる費用の発生を防ぐこともできます。

 

予算が限られている場合は、細かなキーワードの設定や管理を行い、掲載費用をコントロールしましょう。

求人ボックスの掲載料まとめ

求人ボックスは、無料から掲載を始められる柔軟性の高い求人サイトです。有料掲載を活用することで、求人情報の露出量が増え、より多くの求職者の目に触れやすくなります。

 

有料掲載時の料金体系は、クリック課金制を採用しています。実際に求職者が興味を示した場合にのみ費用が発生するため、効率的な予算管理が可能です。

 

掲載費用を抑えるためには、無料掲載から始めて必要に応じて有料掲載を検討しましょう。有料掲載を行う際はキーワードごとにクリック単価を細かく設定することもポイントです。これらの戦略を適切に組み合わせることで、コストを抑えながら効率的な求人活動を実施できます。

 

求人広告の運用で豊富な実績を持つスリーカウントでは、求人ボックスの運用を始め、求人に関するさまざまなお悩みを解決します。自社の求人活動に課題を感じているのであれば、ぜひ一度スリーカウントへご相談ください。

 

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この記事はわたしが書きました

スリーカウント株式会社 代表取締役鈴木悠資

2007年に静岡大学3年次に同じ大学のメンバーとスリーカウント株式会社を起業。
2011年より本格的にインターネット広告運用業務をスタートし、現在静岡県のトップ代理店の代表として、
自社のお客様のみならず県内の各種広告代理店様へのセミナーや、チームビルディングを積極的に行う。
インターネット広告運用全般、戦略設計に基づくWEBサイトの改善が得意。

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