- 「レスポンシブディスプレイ広告って何?どんな広告?」
- 「レスポンシブディスプレイ広告の仕様が知りたい」
Google広告のひとつ、レスポンシブディスプレイ広告について、このような疑問を抱いている方もいらっしゃると思います。
「スマートディスプレイキャンペーン」で使ったことがある人は馴染みがあると思いますが、使ったことがないとちょっと戸惑うかもしれません。
そこで今回は、「レスポンシブディスプレイ広告」の詳細について、仕組みやメリットについて開設させていただきます。
*少し自己紹介
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レスポンシブディスプレイ広告とは
Google広告で利用可能な「レスポンシブディスプレイ広告」とは、入稿した原稿(画像や広告の見出し、動画、説明文などの原稿一式をアセットと呼ぶ)を、AIが機械学習により自動で組み合わせて、様々な広告枠に掲載される広告のことです。
参照:レスポンシブ ディスプレイ広告について
レスポンシブディスプレイ広告に利用できるアセット
- 画像
- 広告見出し
- 説明文
- 動画
- ロゴ
通常のバナー広告は、入稿したバナーに対応したサイズの広告枠にしか、広告が配信されません。
しかし、レスポンシブディスプレイ広告は、1種類の広告を設定するだけで、あらゆるサイズの広告枠に合わせて自動調整されて配信されます。
さらに、レスポンシブディスプレイ広告は「イメージ広告(バナー型広告)」以外にも、「テキスト広告」にも自動配信することが可能です。
レスポンシブディスプレイ広告のクリエイティブ事例
下記がクリエイティブ例です。非常にいろいろな見た目があり、こちらは最も多く表示する広告サイズの一例となっております。
レスポンシブディスプレイ広告を使うことで、ほとんどの広告スペースに合わせて配信することができます。
ディスプレイネットワーク
YouTube
Gmail
レスポンシブディスプレイ広告を設定するメリット
レスポンシブディスプレイ広告は以下のメリットがあります。
レスポンシブディスプレイ広告のメリット
- 広告の最適化
- 幅広いリーチ
- 時間の節約
- 動的リマーケティングとの併用
広告の最適化
レスポンシブ広告では機械学習によって、パフォーマンス履歴からの予測に基づいて広告を最適な組み合わせで表示します。
幅広いリーチ
複数の広告と画像を設定することで、サイトの利用可能な広告スペースに合わせてサイズ、外観、フォーマットが自動的に調整され表示します。 レスポンシブ ディスプレイ広告は、ほぼすべてのサイズのテキスト、画像、またはネイティブ フォーマットとして表示できます。
時間の節約
複数のパターンの広告をあげるのではなく、レスポンシブディスプレイ広告をあげることで、Google内で自動で最適なパターンの広告を表示してくれるため、パフォーマンス向上につながり時間の節約につながります。
動的リマーケティングとの併用
レスポンシブ ディスプレイ広告で動的リマーケティングを利用できます。 レスポンシブ広告では、キャンペーンに追加したフィードから個々のユーザー向けにカスタマイズされたコンテンツが表示することができるそうです。
レスポンシブディスプレイ広告の入稿規定
以下がレスポンシブディスプレイ広告を入稿する際に、設定できる項目となります。
広告配信のパフォーマンスを最大化するために、できるだけ画像とテキストは最大限を入れることを推奨しています。
【画像】
・横長画像 (必須)
横縦比 1.91:1 、600×314以上、5 MB以下、最大15枚
・スクエア画像(必須)
横縦比 1:1、300×300以上、 5 MB以下
上記横長画像とスクエア画像合わせて、2枚以上、最大15枚
・ロゴ(横長・スクエア)
横縦比 1:1、128×128 以上
4:1、512×128 以上
背景を透明化推奨、最大5枚
【テキストやその他】
・広告見出し(必須)
全角 15 文字、半角 30 文字以下、※最大5個
・長い広告見出し(必須)
全角 45 文字、半角 90 文字以下、※最大1個
・広告文(必須)
全角 45 文字、半角 90 文字以下 ※最大5個
・会社名(必須)
・最終ページ URL(必須)
・トラッキングテンプレートやカスタム パラメータ
・行動を促すフレーズのテキスト
【拡張子】
・jpg
・png
・gif
ぞれぞれ拡張子の特徴は以下でまとめています。
関連記事:jpg・gif・pngって何?画像の種類や違いを解説!
【容量(ファイルサイズ)】
画像(横長・スクエア):5120KBまで
ロゴ(横長・スクエア):5120KBまで
レスポンシブディスプレイ広告の設定方法
次にレスポンシブディスプレイ広告の入稿手順を紹介します。
- 広告を追加する キャンペーン > 広告グループ を選択
- 青の「+」マーク > 「+レスポンシブディスプレイ広告」を選択
- 上記アセット(画像、広告見出し、説明文、動画、ロゴ、会社名、最終ページURL)を入力
- 「保存」のボタンをタップして入稿完了
注意)アセットは必須項目があり、1つでも欠けていると広告配信されません。
必須のアセット
・広告見出し
・長い広告見出し
・説明文
・画像(横長)
・画像(スクエア)
・会社名
・最終ページURL
Google広告の管理画面がわかりにくいと感じた方はこちらご参照ください。
関連記事:Google広告の管理画面の見方・できることを徹底解説!
レスポンシブディスプレイ広告の運用ポイント
最後にレスポンシブディスプレイ広告の運用ポイントを紹介します。
ポイント①:アセットはできるだけ全て設定する
アセットの中には必須ではない項目も存在します。(動画やロゴなど)
それらアセットは設定しなくても配信自体は可能ですが、アセットの組み合わせはAIが機械学習により組み合わせを最適化しています。
つまり、その「機械学習が上手く回るように基盤を作ってあげる」ことがレスポンシブディスプレイ広告を運用するポイントになります。
アセットの”数”を増やすことで組み合わせにより“良いクリエイティブ“になることを促します。
ポイント②:1種類でなく、複数のレスポンシブディスプレイ広告を並走させること
レスポンシブディスプレイ広告は1広告に複数の画像、動画を入稿することができます。
先ほどアセットは多い方が良いとお伝えしましたが、画像や動画の効果検証を行う場合に関しては、敢えて広告を分けることでABテストを実行し、効果の出るアセットを見つけることで運用の再現性を持たせていきます。
ポイント③:広告データをアナリティクス(GA4)でも確認する
レスポンシブディスプレイ広告に限った話ではないですが、特にレスポンシブディスプレイ広告では組み合わせが自動であることから、クリック率が高まる傾向にあります。ただクリックが非常に促されているから“良い配信だ”と判断するのは危険です。
自動だからこそクリックは促されがちですが、蓋を開けてみるとサイト流入後の直帰率(サイト流入後、他ページに行くことなく離脱するユーザーの割合)が非常に高いという事象も多々起きます。
レスポンシブディスプレイ広告によって作られた興味関心とサイト情報がアンマッチになるとこのようなケースが起きるので、その場合は以下のような対策を取ります。
・広告の画像、動画を変更する。(見出しよりも情報量が多いため)
・最終ページURL(遷移先)を変更する。
・ターゲティングを見直す。
・サイトの修正を加える。
・入札戦略を変更する。
それでも上手くいかない場合は、以下の内容をご参照ください。
参考記事:【Google広告で効果が出ない?】よくある失敗と見直して改善する方法とは?
まとめ
いかがでしょうか。 少しレスポンシブディスプレイ広告について理解を深めていただけたかと思います。
この広告でいろいろなパターンの広告を組み合わせ&入稿せずとも、1つのアセットをつくることで最適なパターンで表示してくれる広告なので、手間が省け、CVが取りやすい構造になっています。
ただ、非常に便利な広告である一方で、しっかりした成果を出すことの難しさも感じていただいているかと思います。
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今回ご紹介したレスポンシブディスプレイ広告は、限りあるご予算を最大限効率的にご活用いただくために、WEB広告を検討されている皆様に対してご提案させていただく方法の一部です。
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