基本情報
◆会社名
株式会社新大陸様
◆業種
工務店向けのWebマーケティング事業、飲食事業
◆WEBサイト
・コーポレートサイト
https://shintairiku.net/
・サービスサイト
http://shintairiku.jp/
◆私たちのサポート
<集客問題の解決のためのサポート>
・自社および顧客のインターネット広告の運用代行(リスティング)
・社内向けWebマーケティング講師(アクセス解析・SEO・広告など)
・共同でのセミナー開催
「幅広い知識を得るためにも、その道のプロを社内にお呼びして勉強させてもらおうと考えました」
-スリーカウントにご依頼いただいたきっかけを教えてください
新大陸 鈴木代表(以下、鈴木様):
もともと10年以上前からSNSでのマーケティングをやっていたんです。ただ、当時は「Facebookやブログをお客様の代わりに投稿する」という形でした。もちろん一定以上の成果は出ていたんですが、だんだんと「Web マーケティング」全体のレベルが上がってきて、ただ投稿するだけでは「集客をすること」はできなくなってきたんです。
私たちは、集客で成果を出すためのWebマーケティングを「オウンドメディア(自社ホームページなど)」「ペイドメディア(インターネット広告)」「アーンドメディア(インスタグラムを中心としたSNS)」を組み合わせた【トリプルメディアマーケティング】と呼んでいます。これを良い形にしていくためには、ホームページのノウハウ、ネットの広告もFacebook(インスタグラム) 広告だけじゃなくGoogleやYahoo!の知識も必要、と領域を広げる必要があります。非常に難しいのですが、私たちは常に成果を提供することが仕事なので、お客様の成果を出すためにサービス提供の領域を広げていったんです。
スリーカウント 鈴木:
そうですね。本当にそのとおりだと思います。
鈴木様:
私たちは基本的に「ディレクション」がメインの仕事なので、お客様の経営や戦略なども含めマーケティング全体を理解した上で、それをどうやって Webに落とし込んでいくか。ここが日本のマーケティングにおいて一番必要だと思ってるんです。
住宅で言えば、昔は「家を建てるのは大工さん」でしたが、今は性能・デザイン・コスト感覚…すべてが家づくりに必要ですし、家を建てる工程でも大工さんだけでなく、配管屋さん、電気屋さん、家具屋さんなど多くの人やコトが関わって家ができますよね。Webマーケティングも同じで、SEOにデザインや導線を考えたホームページ制作。ネット広告もGoogle/YahooにインスタグラムにFacebook、ツイッターと種類も多くなり、「一職人」としてやることが不可能な時代だなと。だから、これからの時代は「ディレクター」として全体を統括して、全体を運営することが必要で、それをやることが日本のマーケティングを牽引していくというか、必要性が高いことだと私は思っています。
そのような考えで「Webマーケティングの広範な知識」を学ぶために「社内向け勉強会」を5~6年前くらいから実施しています。毎月その道のプロを呼んで勉強しようということで、ホームページやアクセス解析について話してもらいたいなと思って、スリーカウントさんに依頼をしたのがきっかけでした。
スリーカウント 鈴木:
お会いしたきっかけは、SS総合会計様が主催のセミナーでそれぞれ講師をしたのがきっかけでしたよね!
そこでお互いのセミナーのあと、鈴木社長と話をさせてもらって、「うちの勉強会の講師やってよ」というお話をいただいてからスタートした記憶が蘇ってきました。(笑)
鈴木様:
私たちはもともとラーメン屋だし、「ハンガクロック(=新大陸様が当時手掛けていたサービス)」っていうクーポンサイトだったし、正直Webの世界では、スリーカウントさんが先輩だったじゃないですか(笑)
スリーカウント 鈴木:
いやいや!そんなこと全く思ってませんでしたよ!(笑)
「学んだことを実践していく文化や仕組みで、自然と「血となり肉となる」ようにしています」
-ご依頼いただいた社内向け勉強会について詳しく教えてください
スリーカウント鈴木:
社内向け勉強会をお任せいただいて、本当にありがたかったです。
実はその当時からセミナー自体は各方面で色々とやらせていただいてまして、その中には同業にあたるWEB制作会社様に向けた勉強会もありました。もちろん自分の実力不足なこともありましたが、色々お伝えしても「学んでいるだけ」で終わってしまうことが多くて、学んだことが実行されてその会社のためになっていくのが、実感しづらかったんですよ。
それが、御社でお話させていただいたときは明らかに違いました。すごく前向きに学んだうえで実践までしてくれて。社長だけでなくメンバー一人一人から「吸収しよう!」という気持ちが伝わってきたので、それに精一杯お応えしたいと思いました。実際、資料を作るのに5時間くらいかけて、曖昧な理解になっている部分も完璧にして来ないとやばいなっていうくらい、僕自身もパワーをもってやらせてもらってました。
鈴木様:
やはりお客様の成果を起点に考えると、知識を伝えるだけだったら誰でもできるけど、集客をするノウハウはそこにないんですよね。
要するに「実務の中に99%のノウハウがある」わけで、それがわからないと成果なんて出せるわけないんです。そうなるとやはり、学んだことを実務に活用することが当然というか、そうしなければ成果は出ないというか。
スリーカウント 鈴木:
本当にそうですね。
鈴木様:
お客様に「やってくださいね」って言って、それを実行してくださることの方が稀ですよね。基本的になかなか実行できないものなんですよ、よくわからないし。特にWebの世界ってものすごく難しいし、だからこそ私たちも自ら実践しないとディレクションできない。そのためには常に勉強しなきゃいけないんですよ。
けど、めちゃくちゃ広いですよねWebの世界って。特にホームページとか、アクセス解析とか、Yahoo!やGoogleとかの広告に関しての知識は、もう鈴木さんから全部教えてもらったようなものです。(笑)
スリーカウント 鈴木:
ありがとうございます!そういってもらえると本当に嬉しいです。
勉強会がきっかけでメンバーさんや御社のことをより理解して前向きに意欲的にやらせてもらったので様々な考えや提案を出すことができました。あのときの体験が、今の2社の関係においてすごく重要だったと感じています。
鈴木様:
新大陸では「新大陸プロフェッショナルマーケター」という資格制度があって、1年合格したら2年目はシルバー、3年目はゴールド…と更新するたびに報奨金が出て、名刺やサイトには資格取得(認定)の表示をしています。
このように、学んだことを実践していく文化や仕組みで、自然と「血となり肉となる」ようにしています。
スリーカウント 鈴木:
まさに私自身が勉強会やセミナーで意識していることなので、本当に嬉しいですね。
鈴木様:
スリーカウントさんは弊社と同じWebビジネスの世界の会社ですが、まったく競争する必要がないんですよね。
私たちはSNSの投稿はするけど、制作しているわけではないし、広告を扱っているわけでもないんです。「ディレクション」という分野は、むしろ誰とも競争にならないので、御社と協力していくことが顧客のためになると思いました。
信頼できる会社でないと、顧客に紹介はできないですよね? Web広告や運用改善を行う会社は全国探せば山程あると思うんですけど、私たちが自分たちの顧客にその会社を紹介して一緒に実行していくには、知識や技術だけじゃなく姿勢や人格も含めて信頼できるかどうかをシビアに見てます。自分たちと一緒の目線でやれるかという意味で。
「新大陸からの発注機会がふえているのは、それだけ御社を信頼しているということです」
-ここまでお話してきた勉強会や、その後にお任せいただいている広告運用など、スリーカウントの対応はいかがでしょうか
鈴木様:
成果を出すにはどうしたら良いかというHOWの部分を考えて、付き添って伴走してくれるところが良いですよね。
とりあえずキーワード入れておきましたみたいな“作業”だったらどの会社でもできると思うんですけど、「お客様に良くなってもらいたい」と思えるかどうかが大事ですし、そういう姿勢を持ってないと成果は出ないと思います。だからスリーカウントさんを信頼しているんです。
スリーカウント 鈴木:
ありがとうございます。
新大陸 古作様(以下、古作様):
成果にコミットしてくれているのは、すごく感じています。
お客様に「インターネット広告をやってますか」と聞くんですが、広告代理店からレポートだけが送られてくるケースが多くて、広告主の建築会社さんはそのレポートの見方がわからず何十万掛けてるって情報しか持ってない。
それがスリーカウントさんのレポートでは、「何をどうしたらいいか」「素人でもわかりやすいような総評」をつけてくれるじゃないですか?こうした情報から私たちディレクターも提案することがありますし、そこに価値があるなと思ってます。
スリーカウント 鈴木:
ありがとうございます。本当に嬉しいです。
鈴木様:
ディレクターは、この会社は大丈夫かなと思うと発注しなくなるんですよ。でも発注機会が増えているというのは、それだけ御社を信頼してるということだと思います。
古作様:
弊社の広告施策がなぜ拡大できたかというと、成果が出てるからです。弊社のLPからのお問合せとか、受注率やCPAも、毎回実数で伸びてきているのを自分でもデータで確認しています。
斎さんにも細かく中身を見ていただいて、「このキーワードは反響が取れてるので、他にもこの方向のキーワードを追加しましょう」とか、「このクリエイティブがクリックされてるから、同じ方向で2,3案出してください」とか。
広告の詳しい中身はおまかせなのですが、成果を出すために有効と考えられることは最大限教えていただき、実行に移していることが数字に結びついているんだと思います。
スリーカウント 斎:
月に1度しっかりコミュニケーションを取らせていただいているのが大きいと思います。
意外かもしれませんが、「僕はこう思ってたんですけど、もしかしてこうですか?」みたいに、認識をすり合わせるコミュニケーションを取っているからこそ改善が出てくるところはありますね。
広告の運用者側としては、お客様への理解が深まったことも、成果に直結していると思います。数字と数字のやり取りだけじゃなくて、気持ちの部分を共有していけることが結果として今につながってるのではないかと。
でも、その一方で一番リアルなヒリヒリするような数字の話もないと、意味がないと言うか。もちろん「お客さん喜んでくれてますよ」は嬉しいんですが、数字のやり取りがあると1件でもお客様の集客数字を上げるためにどうしたらいいかを考えたいんです。
「単なる知識や何かに書いてある話ではなく、本当にあった話をするから心に響いてもらえる」
-共催セミナーも開催していますが、セミナーの反響はいかがでしょうか
鈴木様:
反響ありますね、セミナーからも多くの契約があります。
自社だけのセミナーだとインスタやSNSの話だけになってしまうんですが、今の時代お客様が考えるべきなのは広告やWebサイトを含めて複合的だし、そうするとこういうコラボレーションをしたセミナーで互いの知識を提供できるようにやらないといけないなと思いますね。
古作様:
お互いの受発注にもつながってると思います。
複合的な理由だと思いますけど、セミナーであれだけのノウハウを話したり、お互いの代表同士が話してるというのが、弊社のお客様にとっては信頼感になって広告費も考慮していただける1つの判断材料になっているし。逆もそうだと思ってます。
スリーカウント 鈴木:
たしかにそうですよね。
鈴木様:
良いコラボセミナーって、根本的に信頼関係が重要だと思います。お互いがどういうサービスか強みそのものが良いのかもわかってるし、そういう信頼関係の中で話をするというのが重要だということです。
話してる内容も、単に知識や何かに書いている話ではなくて、「本当にあった話」を話してるから心に響いてもらえるというか。「あの時ああでしたね」という実際あった話をするから、良いんじゃないですかね。
スリーカウント 斎:
視聴者目線でみててもそう感じますね。お二人の空気感が仲良しというか、信頼感がにじみ出てるというか、お互いいい感じで続いてるから信用してるんだなって。
スリーカウント 鈴木:
以前は決められた台本とか用意していましたが、本当に普段から喋ってる感じで出てくる言葉っていうのは、視聴されるお客様にとってもすごく満足感が高いのかなっていう感じがしています。実際にアンケートでもそのようなコメントを頂きますね。
「お客様に対して喜んでもらうという意識のもと一緒に改善しようというパートナーでいてほしい」
-今後スリーカウントに期待することなどありましたら教えてください
古作様:
「他社でこういう最新の成功例があるので、これやっていきましょう」とか、どんどんご提案をもらえたら嬉しいです。
予算上げることもそうだし、もしかしたら抑えることもそうかも知れないけど、ご提案をいただければ、我々の会社としてもより付加価値が出せて、我々のお客様の満足度にも繋がるんじゃないかと思います。
今も十分に勉強会や相談に乗っていただいているんですけど、さらに御社側からのご提案を増していただければ、ありがたいなと思います。
鈴木様:
確かにそうですね。弊社のお客様の広告運用を依頼するうえで、お客様に対して喜んでもらうという意識のもと一緒に改善しようというパートナーでいてほしいと思います。私たちのサービスのクオリティーは「教えていただく方々の知識がベース」になっているので、そういう意味でも知識を引っ張っていくような存在としてもっと教えていただきたいし、それに引き上げられる形で私たちも成長して行きたいです。
また、私たちもまだ若いというか、まだまだ引退には程遠い。これから地方におけるWebマーケティングはますます重要になりますし、組織を拡大できる会社ってそう多くはないんですよ。地方のWebマーケティングの担い手として一緒に支えて、さらに地域を活性化できればいいなと思います。私たちも適切な「良い会社、良い組織作り」ができてるからこそ、お客様に対して良いサービスを提供できるわけです。そういう意味において、良い会社になって社員や周りの人、お客様からも喜ばれるような会社づくりを、切磋琢磨しながらできればいいなと思いますね。
スリーカウント鈴木:
結局そこですよね。組織が強くなってくることで御社の考えやしたいことに対して「ぜひやりましょう!」ってお応えできる量や質が高まるわけですけど、もし組織ができていなかったらそもそもお応えできないですからね。
鈴木様:
そうですね。だいたいお願いして止まっちゃったり、ミスしちゃったり、上手く行かなかったりというのは、根本として「組織でやれていない」ことが原因だと思います。
経営計画書もない、方針もないとか、想いもない、面倒くさくてただ作業としてやる。そういう感じだから利益や給料も低い。そういうのは組織じゃないですね。
スリーカウント鈴木:
社内が上手くいかなかったら、社外の方とパートナーシップを築くなんて絶対無理ですよね。
お話を聞きながら、改めて自分たちも頑張っていきたいなと感じました。
「もっと成功できるはずだし、成長できるはず。そんな未来を一緒に見れたら」
-最後に一言お願いします
古作様:
これからもお客様の成果にむけて知恵を出し合いながら、一緒にやっていきたいなと思います。業者ではなく、良きパートナーとしてお客様の成果に向けて一緒に努力していけたらと。それに尽きるかなと思います。
鈴木様:
もっと成功できるはずだし、成長できるはずなので、そういう未来を一緒に見れたらと思います。
スリーカウント 鈴木からの一言
大変貴重なお話をありがとうございました。
長いお付き合いになりましたが、御社の成長を間近で見させていただき「なぜ御社のビジネスが拡大していくか」本当によく理解できますし、学ぶことばかりです。
鈴木代表、古作様からのお言葉を受け止め、良い組織を作りながら御社のお客様の集客問題の解決となるように、積極的な発信をしていきたいと思います。本当にありがとうございました。
スリーカウント 斎からの一言
この度はありがとうございました。今回のインタビューで、また貴社への理解が深まった気がします。
弊社自身も、貴社とのパートナーシップもまだまだ発展途上で、無限の可能性を秘めている。お話を聞きながら、そんなイメージが浮かんできました。
想いを共有しながら、一緒に走っていきましょう!今後ともよろしくお願いいたします。