基本情報
◆会社名
株式会社リック 様
◆業種
ローカルメディア運営・ポスティング事業・Webマーケティング
◆WEBサイト
https://www.lic-mydo.com/
◆私たちのサポート
<伴走支援(Webマーケティング教育)>
<リスティング広告運用>
<採用活動支援>
インタビューのポイント
ローカルメディアの運営(mydo)やポスティング事業で数多くの実績を持つリック様は、オンライン領域だけでの価値提供やオフライン広告市場そのものに課題を感じていたところに、Webマーケティングの教育プログラムを軸に、強力な広告運用パートナーとしての協業、そして自社のスタッフ採用と、幅広い3つのサポートを受けることで課題を克服。
お互いの強みを活かしたパートナーシップによって、当初は課題であったオンライン領域の問題が解消され、さらには元々の強みであったオフラインを掛け合わせることによって課題解決のために強い価値提供が可能な体制の構築に成功。特にWebを活かした新規事業の展開をお考えの方に読んでいただきたい事例取材記事です。
「事業は大きくいうとオフライン事業とオンライン事業の2つがあります」
-リック様は現在どのようなサービスをされていますか?
リック 小林様:
私たちの事業は大きく2つあります。シンプルにオフラインでの事業とオンラインでの事業です。
まずオフライン事業が、ポスティングや情報誌の発行、チラシやパンフレットなどのクリエイティブの作成。
オンラインが、インターネット広告の運用やMEOを軸とした集客支援事業(運用代行)です。
現状はまだまだオフラインの売上構成が多いですが、オンラインに力を入れていることもあり少しずつ売上が増えてきています。
「オフライン領域だけでの展開に限界を感じていました」
-スリーカウントにご依頼される前はどのようなことにお困りでしたか?
リック 小林様:
顧客の課題解決に対して、オフライン領域だけで価値を出すことに限界を感じていたんです。かつオフラインの広告市場そのものにも課題を感じていました。
そのような状態だっため、お客様からネット広告に興味があると相談を受けたとしても断ってしまったり、紹介するにしても適切な紹介先すらわからなかったんです。
また、お客様からのホームページ制作もクリエイティブの延長でディレクション業務をしていましたが、その当時は制作して納品をすることに重きを置きすぎたことでクレームにもなる事態もありました。
「お客様の課題を解決したい」ではなく、「納品する」ためにお客様に言われた通りに進めて、その結果として効果的ではないサイトが出来上がってしまったこともあります。
Webマーケティングの支援も、どう進めていったらいいかわからず悩んでしまったり、思うような価値が出せなくて困っていた。オンライン事業を展開してオフラインからピボットする必要性は感じていましたが、このように課題だらけの状態だったので最初の一歩を踏み出せずにいました。
スリーカウント 鈴木:
私もそうですが、お客様に対して価値を出せるかどうかわからない状態で事業を拡大するというのは会社自体のバッドPRをしていることと同じですよね。
例が適切でないかもしれませんが、美味しくないラーメンを提供しているお店にとにかくお客様をたくさん集めようとしている感覚に近くて。美味しいラーメンだからこそ自信をもってお店に集客してラーメンを提供できるし、その結果お客様も喜んでくれるんだと思います。
「あのときの言葉に、感銘を受けたんです」
-ではそんな中、スリーカウントにご依頼いただいたきっかけを教えてください
リック 小林様:
実は同業界の知り合いに先ほどお伝えした困りごとを相談していたんです。
そうしたら、相談した経営者さんからスリ―カウントが地方でお客様に価値を出せていると聞いて紹介してもらいました。
スリーカウント 鈴木:
そうだったんですね!とてもうれしいお話です。
小林さんはその時、スリーカウントの存在を知ってましたか?
リック 小林様:
知りませんでした(笑)
リック 佐藤様:
僕は知ってましたよ(笑)
「リスティング広告 静岡」とかで検索をした際にサイトを見ていたので、スリーカウントさんの存在も知っていました。
リック 大平様:
実は僕も知っていました。
リック 小林様:
俺だけじゃん…(大笑)
スリーカウント 鈴木:
佐藤さんや大平さんが知っていてくださっていたのもうれしいです。
とはいえ、実際には紹介されてお話したとしても、「導入しない」という判断もあったはずなんですよ。
最終的に「スリーカウントと組もう」と思ったのは、なぜですか?
リック 小林様:
オンラインで面談をした時に鈴木社長が言っていた「Webマーケティングの力で地方の中小企業を元気にしていくということは結果として日本を良くすること」。この言葉に一致というか感銘を受けたんです。
もちろんホームページに近いことを書いている企業はたくさんあるけど、普段から会話の中で言語として使っている企業は少ないと思います。
あと、自社でも使っていたんですが、「頑張っている人が報われるようにしたい」という言葉。
そういう意図のもと行う活動が社会にも認められ、影響を与えて。働いている人も幸せになれる。
こうした言葉を鈴木社長も使っていたのは、正直なところ意外でもありました(笑)
スリーカウント 鈴木:
どういう意味ですか?(笑)
リック 小林様:
人は見た目から入るじゃないですか(笑)
鈴木社長はどちらかというと、とんがって会社を伸ばそうとしているように思えたんですよね。でも、会話を重ねて時間を経て、言葉の一つ一つやコミュニケーションの丁寧さから印象が変わっていきました。
あとは、17年にもわたるWebマーケティングの実績と知識ノウハウの量がまさに圧倒的で、パートナーとして力を借りたいと思いました。依頼したときには、これから一緒にどんなことができるのかとすごく期待が高まっていました。その気持ちは今も変わりないですけどね。
「不安だった気持ちが大きな期待に変わっていったんです」
-これまで取り組んできたことを教えてください
リック 小林様:
まず、「Webマーケティングに関する教育」です。
そして、代理店としての「リスティング広告の運用」あとは「自社の採用活動」。この3つをサポートいただいております。
教育の領域からは私から説明させてください。
Webマーケティングの講義の実践スキルと知識を徹底的に教えていただいたのですが、特に印象的だったのはこの3点です。
1)Webマーケテイングの知識の中でも特に、トリプルメディアにフォーカスしたマーケティング知識
2)教育いただいたことを実践した結果、実際に自分たちが顧客から契約をもらい、価値を提供し、そして喜んでいただけた
3)Webマーケティングを学んだことで、オフライン事業の成約率や単価、反響を含めて良い変化も生まれた
リック 大平様:
鈴木社長からWebマーケティングを学べたことで、営業全体で成果が出るようにもなりました。
その当時、Webマーケティング事業部にいながら自分が抱えていた知識は「点」でしかなかったんです。講義を受けて全体像がきちんと理解できてくると、点でしかなかった知識がつながって線になりました。線になったこともあって、お客様支援の姿勢(向き合い方やコミュニケーション)の部分まで同時に学ぶことができました。
リック 佐藤様:
リスティング広告の運用は私からお話します。
鈴木社長の言葉を聞いていて、まだ依頼する前なのにこれからもっと誰かの役に立てそうだと楽しみになっていました。自分たちと同じように静岡に根付いてる会社の社長、鈴木さんの言葉だったからこそ、自分も想像が出来たんです。
実際、広告運用のサポートも安心してお任せしています。
他社さんでもこちらがお願いしたことはやってくれるのはもちろんなんですが、スリ―カウントさんの場合はちょっと違ったんですよね。例えば、「サイトを変更されていたので、それに合わせてキーワードを拾いました」といったように本来はこちらが共有したり依頼することを、スリーカウントのメンバーが先回りして対応してくれるのはすごいなと。同じチームの一員として取り組んでくれているんだなと感じました。
広告運用がどうこうだけの解決策だけでなく、集客状況やサイトの状態を把握したうえで広告運用をしてくれるなら顧客の満足度は上がりますよね。ここまで満足いただける状態を作れているのは、スリーカウントが課題の解決に向けて動いてくれているからだと思います。
リック 小林様:
勉強会について大切なことを伝え忘れていました。「御社も決めている」ことがすごいと思ってます。
例えば、単純に勉強会をやりますよーではなくて、「Webマーケティングのプロを育てる」と決めている。そこに妥協がないんです。
我々としては初めてのことで、正直なところ怖かった部分もあるしできるかなという不安もありました。でも鈴木社長は「不安も共有してほしい」と言ってくれた。
こちらの不安も汲み取ってもらいながら、そして我々の理解を見ながら、正しい理解ができるように柔軟に対応いただいたことで、不安だった気持ちが大きな期待に変わっていったんです。
おかげさまで、それまではWebの提案をまったくできなかったのに、自社の商材を設計する際の判断軸にもWebマーケティングを取り入れて考えることができるようになりましたね。
リック 鈴木様:(当日は欠席のため後日談)
採用については私からお話します。
私たちのメイン事業の一つであるポスティングのスタッフ採用というのは恒常的課題です。
それまでもオフライン・オンラインを問わず、様々なものを利用し続けてきましたが、教育プログラムを受けて今までのやり方では見えていなかった視野が広がっていきました。
最初は分からないことばかりで苦労しましたが、特に会社が求めている人物像(ペルソナ)の設定が必要なこと、求職者が求めている条件は【市場をリサーチすること】などを学び、より効果を出す為のユーザー目線理解ができました。
教えていただいたことをもとに粘り強く取り組んだ結果、様々な計画を進められて、目標のスタッフ採用までに至りました。
過去には数か月に1件程度の応募だったところからきちんとこれらの見直しをした結果、1か月で数件の問い合わせがきて驚いたことが印象的です。
「信頼できるパートナーとして、一緒にお客様の問題解決に取り組んでほしい」
-今後、弊社に期待されることはありますか
リック 小林様:
Webマーケティングの信頼のあるパートナーとして、引き続きリックの顧客の問題解決をしていただきたい。
スリーカウントとリックでやり取りをするのではなく、まずお客様がいてその問題解決をスリーカウントとリックが一緒にしていくという構図。これをやっていきたい。これを引き続きこれからもお願いしたいです。
リック 佐藤様:
スリーカウントさんにはどんどん成長してほしい。
東京などの大きな会社ではなく、私たちと同じ地元静岡のスリーカウントさんが成長してくれるのは、もっとがんばろうと刺激をもらえる。自分たちももっともっと努力して、引き続き一緒にがんばりたいです。
リック 大平様:
私は顧客と向き合うことが多いので、特にWeb領域のプロとして協力をしていくことに期待しています。
一緒になって価値と成果をだしていけるように、共に成長をしていきたいです。
「課題に応じて最適で明確な提案ができるパートナー選びが大事です」
-同じような境遇にある広告代理店様にアドバイスはありますか
リック 小林様:
パートナー選びです。その一言です。
質問を受けたときにまず、スリーカウントさんの存在が浮かんだんですよ。
例えば集客の課題に対してオンラインだけじゃなく、オフラインのことも相談できて。
さらには課題に応じてどちらが最適かどうか、明確な提案ができるようなパートナー選びが大事だと思います。
スリーカウント 鈴木:
ありがとうございます。
リックさんと同じような代理店様ではなく、この記事を読んでくださっている方に向けたアドバイスはありますか?
リック 小林様:
私たちはお客様の目標達成に向けて、オフラインとオンラインの両面で支援ができる会社です。
オンラインはスリーカウントさんとタッグを組むことが多々ありますが、そこにポスティングやチラシ情報誌で培ってきた私たちならではの強みを掛け合わせられるのが特徴です。また、誠実さや正直さを持った支援を今後も続けていきます。ぜひお気軽にご相談ください。
▼リック様のサイトはこちらです。ぜひお気軽にご相談ください
スリーカウント鈴木からの一言
大変貴重でうれしい言葉を含め、ご協力いただきありがとうございました。
私は御社の取り組みに対する真剣さやお客様に対する誠実さが本当に共感できますし、そういった御社だからこそお客様からの信頼を勝ち取るのだと思います。
またお言葉を頂き、自分たちがまだ足りないな、もっとやれることがあるなと改めて思いました。同じ思いを持っているからこそ今後とも互いの切磋琢磨と協力関係を構築できるように努力を続けます。
引き続きよろしくお願いいたします!本当にありがとうございました。